【完全ガイド】非エンジニアでも使える!AIコードレビュー「CodeRabbit」で品質管理を自動化する方法

「Claude Codeで開発はできるようになった。でも、このコード本当に大丈夫なの?」
非エンジニアがAI開発を始めると、必ず直面するのがこの 品質への不安 です。動いているように見えても、セキュリティホールがあったり、パフォーマンスに問題があったりするかもしれない。でも、自分にはコードを読んで判断するスキルがない。
この課題を解決してくれるのが、今回ご紹介する 「CodeRabbit」 です。
この記事で解決できること
- コードが読めなくても品質管理ができる方法がわかる
- CodeRabbitの導入から活用までの具体的な手順がわかる
- Claude Codeとの連携で開発から品質保証まで自動化する方法がわかる
- 実際のレビュー結果の見方と対処法がわかる
- 他のAIレビューツールとの違いがわかる
- セキュリティの基本知識(OWASP Top 10)が身につく
「非エンジニアだけど、自分の開発したサービスの品質が心配」という方は、この記事を読めば AIを使って品質管理を自動化する方法 が理解できます。
きっかけ:Claude Codeだけでは不安だった
私がClaude Codeで開発を始めたのは2024年の秋。最初は「AIに指示するだけでコードが書ける」という便利さに感動していました。
しかし、いくつかのプロジェクトを進めるうちに、ある不安が大きくなってきました。
「このコード、本当に安全なの?」
Claude Codeは優秀ですが、あくまでも 私の指示に従ってコードを書いている だけ。私の指示が曖昧だったり、考慮漏れがあったりすれば、当然コードにも問題が発生します。
実際に、こんな経験がありました:
- ログイン機能を実装したが、パスワードの強度チェックがなかった
- APIエンドポイントを作ったが、認証のチェックが不十分だった
- データベースのクエリで、SQLインジェクションの脆弱性があった
これらは後から知人のエンジニアに指摘されて気づいたもの。 もし指摘がなければ、そのまま本番リリースしていたかもしれません 。
「何かチェックする仕組みが必要だ」
そう思って調べているときに出会ったのが、CodeRabbitでした。
CodeRabbitとは何か
一言で言うと
CodeRabbitは、 AIがあなたの代わりにコードをレビューしてくれるサービス です。
GitHubでプルリクエスト(コードの変更申請)を作成すると、自動的にCodeRabbitが起動。数分以内に詳細なレビューコメントを付けてくれます。
なぜ「ウサギ」なのか
名前の由来は公式に明言されていませんが、「rabbit」には「素早い」というイメージがあります。実際、CodeRabbitのレビューは 非常に高速 。人間のレビューアーを待つ必要がなく、プルリクエストを作成してから数分でレビューが完了します。
従来のコードレビューとの違い
従来のコードレビューは、人間のエンジニアが行うものでした。
従来のコードレビュー
- 時間がかかる(数時間〜数日)
- レビュアーのスキル・経験に依存
- レビュアーが忙しいと後回しになる
- 人間なのでミスや見落としがある
- 非エンジニアにはフィードバックが理解しにくい
CodeRabbit(AIレビュー)
- 数分で完了
- 一貫した品質基準でチェック
- 24時間365日即座にレビュー
- 大量のパターンを学習済みで網羅的
- 日本語で分かりやすく説明
特に非エンジニアにとって重要なのは、 レビュー内容が「日本語」で「分かりやすい」こと 。
従来のコードレビューでは、エンジニアが専門用語でコメントを付けるため、非エンジニアには理解できないことが多かったのです。
CodeRabbitの主な機能
1. 変更内容の要約(Summary)
プルリクエストで何が変わったのかを、箇条書きで簡潔にまとめてくれます。
コードを読まなくても、 何が行われたのか がすぐにわかります。
2. セキュリティチェック
セキュリティに関する問題を自動で検出します。
検出できる主な問題
- SQLインジェクション脆弱性
- クロスサイトスクリプティング(XSS)
- 認証・認可の不備
- パスワードの平文保存
- APIキーの露出
- 不適切なエラーハンドリング
これらは初心者が見落としがちなポイントですが、CodeRabbitなら自動で見つけてくれます。
3. パフォーマンス分析
コードの効率性についてもアドバイスをくれます。
4. 対話機能
レビューコメントに対して質問したり、議論したりできます。
例えば、CodeRabbitが「この処理は危険です」とコメントしたときに、「なぜ危険なのか、もっと詳しく教えて」と返信すると、詳細な説明を返してくれます。
5. 自動修正提案
問題を指摘するだけでなく、具体的な修正コードを提案してくれます。
なぜ非エンジニアにCodeRabbitが最適なのか
理由1:コードが読めなくても問題点がわかる
CodeRabbitのレビューは、 技術的な説明と一般的な説明の両方 を含んでいます。
「SQLインジェクション」という専門用語がわからなくても、 「データベースが危険にさらされる」 という影響は理解できます。
理由2:セキュリティの「最低ライン」が守れる
非エンジニアが最も心配するのは、 セキュリティの問題を見落とすこと 。
CodeRabbitを使えば、少なくとも「明らかな脆弱性」は自動で検出されます。
これは例えるなら、車の自動ブレーキのようなもの。完璧ではありませんが、 最悪の事故を防いでくれる安全ネット になります。
理由3:Claude Codeとの相性が抜群
これが最大のメリットかもしれません。
Claude Code + CodeRabbitの連携フロー
- Claude Codeで機能を実装
- GitHubにプルリクエストを作成
- CodeRabbitが自動でレビュー(数分)
- 問題が見つかったら、その指摘をClaude Codeにコピペ
- Claude Codeが修正
- 修正をプッシュ → 再レビュー
- 問題がなくなったらマージ
このサイクルを回すことで、 AIだけで開発から品質管理まで完結 します。
理由4:学習効果がある
CodeRabbitを使い続けると、徐々に 「よくある問題パターン」 が見えてきます。
【実践】Claude Codeユーザー向け:CodeRabbit活用の具体例
ここからは、実際にClaude Codeを使っている方向けに、CodeRabbitとの連携方法を具体的に紹介します。
実例1:CodeRabbitの指摘をClaude Codeに渡す
CodeRabbitから以下のような指摘を受けたとします:
🚨 セキュリティ警告: SQLインジェクションの脆弱性
ファイル: src/api/users.ts:45
問題: ユーザー入力を直接SQLクエリに使用しています
推奨修正: パラメータ化クエリを使用してください
この指摘を受けたら、Claude Codeに以下のように依頼します:
CodeRabbitで以下の指摘を受けました。修正してください。
---
ファイル: src/api/users.ts:45
問題: ユーザー入力を直接SQLクエリに使用している(SQLインジェクション脆弱性)
推奨: パラメータ化クエリを使用
---
該当ファイルを確認して、安全な実装に修正してください。
Claude Codeは指摘内容を理解し、適切な修正を行ってくれます。
実例2:PRを作成してCodeRabbitレビューを受ける
Claude Codeでの開発が完了したら、以下のように依頼します:
今の変更内容でプルリクエストを作成して。
タイトルは「ユーザー認証機能の追加」で。
Claude CodeがPRを作成すると、CodeRabbitが自動でレビューを開始します。
実例3:レビュー結果を確認して一括修正
CodeRabbitのレビューで複数の指摘を受けた場合:
CodeRabbitのレビュー結果を確認しました。以下の指摘があります:
1. src/auth/login.ts:28 - パスワードのハッシュ化が必要
2. src/api/users.ts:45 - 入力バリデーションが不足
3. src/utils/config.ts:12 - APIキーがハードコード
すべて修正してください。
Claude Codeは3つの指摘をまとめて修正してくれます。
実例4:.coderabbit.yamlの設定
Claude Codeに設定ファイルを作らせることもできます:
CodeRabbitの設定ファイルを作成して。
- 日本語でレビュー
- 重要度はmedium以上を指摘
- テストファイルは除外
Claude Codeが適切な.coderabbit.yamlを生成します:
language: ja
reviews:
auto_review: true
severity: medium
exclude:
- "**/*.test.ts"
- "**/*.spec.ts"
実例5:レビュー後の再確認フロー
修正後、再度レビューを受けたい場合:
修正が完了しました。
変更をコミットしてプッシュしてください。
コミットメッセージは「fix: CodeRabbitの指摘に対応」で。
プッシュすると、CodeRabbitが再度レビューを実行し、問題が解決されたか確認してくれます。
5分でできるセットアップ手順
実際にCodeRabbitを導入してみましょう。思ったより簡単です。
ステップ1:CodeRabbitにアクセス
ブラウザで https://coderabbit.ai にアクセスします。
ステップ2:GitHubアカウントで連携
「Sign in with GitHub」を選択します。
ステップ3:リポジトリを選択
連携後、どのリポジトリでCodeRabbitを有効にするか選択できます。
ステップ4:設定完了!
これだけで設定は完了です。
料金プランについて
| プラン | 月額料金 | 特徴 |
|---|---|---|
| Free | $0 | 公開リポジトリのみ、基本機能 |
| Lite | $12/ユーザー | プライベートリポジトリ対応 |
| Pro | $24/ユーザー | 高度な分析、優先サポート |
| Enterprise | 要問い合わせ | カスタム設定、SLA保証 |
他のAIコードレビューツールとの比較
| ツール | 無料プラン | 日本語対応 | 対話機能 | GitHub連携 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| CodeRabbit | ○ | ◎ | ○ | ◎ | 非エンジニアにも分かりやすい |
| GitHub Copilot | × | △ | × | ◎ | コード補完がメイン |
| Codacy | △ | △ | × | ○ | ルールベースが中心 |
| SonarQube | ○ | △ | × | ○ | 静的解析に強い |
| DeepSource | ○ | × | × | ○ | セキュリティ特化 |
CodeRabbit導入後の変化
Before:不安だらけの開発
- 「このコード大丈夫かな...」と毎回不安
- 本番リリース前に何度も確認
- 知人エンジニアにレビュー依頼
- セキュリティホールが心配
After:自信を持って開発
- AIが自動でチェックしてくれる安心感
- 問題があれば具体的に教えてくれる
- 24時間いつでもレビュー可能
- Claude Codeとの連携で即座に修正
まとめ:非エンジニアこそCodeRabbitを使うべき理由
CodeRabbitの価値
- コードが読めなくても品質管理ができる
- セキュリティの最低ラインを守れる
- Claude Codeとの相性が抜群
- 学習効果がある
- 他のツールより非エンジニアに優しい
導入は5分で完了
- https://coderabbit.ai にアクセス
- GitHubアカウントで連携
- リポジトリを選択
- あとは自動でレビュー開始
無料プランから始められるので、リスクはありません。
参考リンク
著者:てんちょー(合同会社QUEST 代表)
普段はSIerで経営企画部員として働きながら、週末起業で高校時代の友人と共同創業。非エンジニアながらClaude Codeを駆使して、CMS、CRM、社内システムなど多数のサービスを開発。
- 公式サイト:https://llc-quest.com
- Twitter (X):https://x.com/questceo_ai
- note:https://note.com/questceo_ai


